マットレスのキホン

マットレスの構造

一口にマットレスといっても、様々な種類があります。
マットレスの構造という切り口から見てみると、大きく分けてコイルが入っているものとコイルが入っていないものに分けられます。前者、後者それぞれの中でもコイルや素材の種類によって多種多様なマットレスに分類できます。

スプリング式マットレス

一般的なスプリング式マットレスのコイルは、ポケットコイルとボンネルコイルの2種類に分けられます。ポケットコイルマットレスには、1つ1つ袋に入れられて独立したコイルが数百から千以上の数詰められています。体の線に沿って点で沈む為、自然な姿勢で寝ることができ、ボンネルコイルに比べて疲れにくいです。

ボンネルコイルマットレスのコイルは全体が連結しています。1つ1つが独立しているポケットコイルとは異なり、面で体を支えます。安価で耐久性がある反面、肩や腰に負担がかかりやすい、振動が伝わりやすいといった面もあります。

コイルとマットレスの間には綿やウレタンなどの素材が詰められています。

ノンスプリング式マットレス

マットレス内にコイルは入っていません。中には綿やウレタン、ラテックスフォームなどの素材が詰められています。素材の選定や組み合わせ方によって反発性や保温性、通気性などを調整できる為、各社各商品様々に工夫が凝らされており多種多様です。

高反発、低反発で比較されることが多いですが、どちらもウレタン系の素材を使用していることが多いです。

また、ノンスプリング式のマットレスはスプリング式のものに比べて厚さを抑えやすい為、折りたたみ式や薄型のマットレスにはノンスプリング式のマットレスが多いです。

マットレスの使い方

一般的にマットレスはベッドの上に敷いて使用しますが、中には床や畳に直接敷いて使用する方もおられるでしょう。ベッドでも床、畳でも言えることですが、多湿の日本では敷きっ放しにしていると湿気が溜まりやすくなります。特に床、畳に直接敷いて使用する場合はカビが発生しやすくなります。定期的に干すようにしましょう。

また、マットレス自体を洗うことはできないので、皆さんマットレスの上に何か敷かれるかと思います。皆さんは何を敷いていますか。マットレスの上には汗取りパッドや除湿シートを敷いてその上にシーツを敷くのが一般的です。汗取りパッドや除湿シートを敷かないと湿気が溜まってカビが生えやすくなります。

シーツはこまめに洗濯するようにしましょう。また、マットレスに敷布団を敷いて使用するのはマットレスの機能を半減させてしまう為、おすすめできません。

マットレスの寿命

構造や素材、使い方によってその寿命は異なりますが、平均的にみてマットレスの寿命は長くて10年です。3年くらいで寿命がきてしまう場合もあります。マットレスを長持ちさせるコツは、たまにマットレスの上下、裏表を変えることや、湿気対策をしっかりとすることです。

凹んでいる、破れている、きしむ、スプリングがあたる、寝返りが多くなった、こんなときはマットレスの寿命です。新しいマットレスに取り替えましょう。

マットレスのお手入れ方法

しっかりお手入れをしてマットレスを長持ちさせましょう。これまでにも少し触れましたが、マットレスの上下、裏表をたまに変えたり、湿気対策をしっかりとしましょう。

ただし、マットレスによっては上下裏表が決まっているものもあるので、そのときは元のマットレスの向きに従ってください。

湿気対策は特にしっかりと行うことが必要です。定期的に天日に干すことができれば理想的ですが、難しい場合は何かで浮かせたり壁に立てかけたりして空気を入れるだけでも効果的です。

マットレスが汚れてしまった場合は、中性洗剤を薄めて布に浸し汚れをふき取った後、乾拭きをして乾燥させます。汚れがひどい場合は早めに専門の業者に相談しましょう。

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